マイネオをおすすめする理由!
今日はマイネオをおすすめする理由!その特徴をお伝えします!
mineo(マイネオ)はとにかく安い!
まず、はじめに一番気になる「月額料金」について。
結果から言うと、mineoに乗り換えて3,000円程安くなりました。年間で考えると36,000円!ほんと、馬鹿にならない金額ですよね。
妻のスマホの契約ももうすぐ更新月になるので、mineoに変更する予定です。
サポート体制が整っている
mineoに乗り換える際、疑問点があったのですが電話サポート(9:00~21:00 ※年中無休)に問い合わせたのですが、詳細まで丁寧に教えていただきました。
また、チャットサポートもリアルタイムで対応していただけるのでとても便利です。
助け合いサービス「フリータンク」が便利
mineoに変更して、当初7GBだった通信契約が10GBに増えたので満足しているのですが、油断して使い過ぎたりすると、月末にデータ残量が少なくて通信料を抑えなくてはいけなかったり、データ残量が無くなって低速になるなんてことがあったりします。
そんなときにmineoのサービス、マイネ王の「フリータンク」がとても便利です。
フリータンクは「パケットが余ったら、フリータンクに入れる」、「パケットが足りなかったら、フリータンクから引き出す」という、ユーザー同士の助け合いの場をmineoが提供しているサービスです。
パケットの出し入れによって生まれるmineoユーザー間のつながり・助け合いの場として、mineoはフリータンクを提供しています。
mineo側もこのように述べています。
ただ、OUTする人が多すぎて、フリータンクが枯渇しそうになったことがあったみたいで、以下のような制限が設けられています。
累計OUT量が累計IN量以上の方の場合、残容量が1,000MB以下でないとOUTできないようにします。
(2)OUT可能期間の制限
毎月21日~月末日の1日前
このぐらいの制限があっても当然ですよね。こういうサービスがあるだけでありがたいです。
パケットが余った月はフリータンクに入れて、足りない月はフリータンクから引き出すという助け合いの精神で利用してます。
テザリングが無料で使える
スマホの通信を使用して、パソコンやタブレットを接続する「テザリング機能」。
mineoではこのデザリンク機能が無料で使用できます。以前使っていたSoftbankも以前は無料でしたが、最近では500円程のデザリング使用料がかかります。
出先で仕事をすることが多いぽこみちにはこのテザリング機能が必須なのでとても助かっています。
ただ、デザリングを使用できるのは、端末やプラン(Aプラン、Dプラン)によって異なるので乗り換え前にmineo公式ページでの確認が必要です。
mineo電話で電話代をお得にできる
格安SIMに変更しても、通常通り費用がかかるのが通話料です。
各キャリア割引プランがありますが、通常価格としては20円/30秒ですよね。mineoユーザーとして活用して欲しいのが、「mineoでんわ」。
ユーザーページから申し込みをして、専用アプリ「mineoでんわ」を使って電話をするだけで通話料が半額の10円/30秒になります。
iPhoneの連絡先情報をmineoでんわアプリに取り込むこともできるので、簡単に使うことができますよ。
また、よく電話をする人にオススメなのが、10分以内の電話であれば何度でもかけ放題になる有料サービス(月額850円)です。仕事などで短い電話をよくする人などは、このサービスが最適です。
次に説明するLaLa Callではなくmineoでんわを使っているのは、IP電話(050)の番号ではなくて、自分の電話番号を使用するので折り返しの電話をもらう際に便利だからです。
LaLa Call(ララコール)で電話代をお得にできる
mineoにはIP電話サービスのLaLa Call(ララコール)があります。
月額料金100円かかるのですが、100円分の無料通話が付いてくるので実質無料でサービスを利用することができます。
このLaLa Callは携帯への通話料が8円/30秒、固定電話への通話料が8円/3分と、携帯への電話ももちろんですが、固定電話への通話がかなり安くなります。
私は固定電話へほとんど電話しない、IP電話の番号(050)で電話をするのが抵抗があるためmineoでんわを使用していますが、料金面を考えるとLaLa Callがいいですよ!
LINEモバイルのデメリット!
続いてはLINEモバイルのデメリットをチェックしていきます。
通信速度が遅い
LINEモバイルは大手キャリアと比べると通信速度が遅いです。
平日お昼や夕方など回線が混雑する時間は速度が著しく遅くなります。
動画視聴やゲームなど、ある程度の速度が必要な用途の利用は難しいでしょう。
朝や夜間など、そこまで混雑しない時間帯も他の格安SIMと比べると速度が遅めです。
通信速度を重視する人だと、LINEモバイルはストレスを感じるかもしれません。
LINEモバイルの通信速度の詳細は以下の記事も参考にしてください。
解約時に1,000円の手数料がかかる
LINEモバイルは解約時に1,000円の手数料がかかります。
音声通話SIMはもちろん、データSIM(SMS付き)でも同様です。
一般的な格安SIMはデータSIMだと解約時は一切手数料や違約金がかかりません。
音声通話SIMでも半年~1年の最低利用期間を過ぎると違約金は不要です。
LINEモバイルは音声通話SIMにも最低利用期間がありませんが、SIMタイプや契約期間に関係なく解約手数料がかかります。
短期解約で高額な違約金がかかる心配はありませんが、長く使っても手数料がかかるのは少し残念ですね。
SIMタイプ変更ができない
LIENモバイルは契約後にSIMタイプ変更ができません。
音声通話SIMからデータSIM(SMS付き)への変更、およびその逆ができないというわけですね。
どうしてもタイプ変更をしたい場合は一度LINEモバイルを契約し、再契約しないといけません。
さきほど説明した通り解約時には1,000円の解約手数料がかかります。
さらに再契約時には契約事務手数料3,000円とSIMカード発行手数料400円も必要です。
ただし、LINEモバイルは現在の契約にSIMカードを追加する「追加申込」を利用すると契約事務手数料が割引されます。
契約するSIMタイプ | 通常の契約事務手数料 | 追加申込時の契約事務手数料 |
---|---|---|
音声通話SIM | 3,000円 | 0円 |
データSIM(SMS付き) | 3,000円 | 500円 |
追加申込で新しいSIMカードを契約した後に古いSIMカードを解約すれば、ほとんど費用をかけずにSIMカードタイプを変更可能です。
音声通話SIMへの変更なら解約手数料1,000円+SIMカード発行料400円=1,400円で済みます。
他の格安SIMでSIMタイプを変更する場合のSIMカード再発行手数料は2,000~3,000円ほどです。
やや手間はかかりますが、むしろLINEモバイルのほうが他の格安SIMよりお得かもしれませんね。
速度切り替えができない
LINEモバイルは速度切り替えができません。
速度切り替えは高速通信と低速通信を切り替えられる機能です。
低速通信中はデータ通信量を消費しないため、速度切り替えをうまく活用することで賢くデータ通信量を節約できます。
LINEモバイルは速度切り替えができないため、低速通信を活用したい人にとっては少し使いづらいですね。
とは言え、低速通信で使うことが多いLINEやSNSはLINEモバイルだと使い放題になります。
そう考えると、LINEモバイルにとっては速度切り替えができないのはあまり大きなデメリットではないでしょう。
キャリアメールが使えない
LINEモバイルではキャリアメールが使えません。
キャリアメールは大手キャリアが提供していたメールサービスです。
例えばドコモユーザーは「@docomo.ne.jp」というメールアドレスを無料で使えました。
キャリアメールは大手キャリアの回線に紐づいているサービスです。
そのため、LINEモバイルに乗り換えると使えなくなります。
LINEモバイルでメールを使う場合は「Gmail」や「Yahoo!メール」といったフリーメールを活用してください。
大容量プランがない
LINEモバイルの料金プランは最大で12GBです。
20GBや30GBといった大容量プランはありません。
データフリーがあるのでLINEやSNSが中心の人なら大容量プランは不要です。
一方で、以下のような人はLINEモバイルの12GBでは容量が足りないかもしれません。
- 動画を長時間視聴する人
- 頻繁にアプリのダウンロードやアップデートをする人
- 自宅にWi-Fi環境がない人
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直営店舗がない
LINEモバイルには直営店舗がありません。
大手キャリアは直営店舗(ドコモのドコモショップなど)があり、対面による手厚いサポートを受けることが可能です。
LINEモバイルは家電量販店や携帯ショップなどの提携ショップでは取り扱いがあります。
ただし、提携ショップで出来るのは契約(MNP含む)のみです。
契約情報の変更や端末が故障した際の修理受付といったアフターサポートは受けられません。
また、LINEモバイル取扱店の中にはエントリーパッケージの販売だけを行い、契約はできない店舗も多いです。
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LINEモバイルのメリット・デメリットまとめ
以上、LINEモバイルのメリットとデメリットをまとめました。
最後にもう一度、LINEモバイルのメリットとデメリットをおさらいしておきましょう。
LINEモバイルのメリットは以下の通りです。
最大のメリットはデータフリーでしょう。
LINEやSNSのヘビーユーザーなら、LINEモバイルにするだけで月額料金が大幅に安くなりますよ。
消費するデータ通信量の大部分がデータフリー対象の人は、まずLINEモバイルを検討してくださいね。
また、LINEモバイルはID検索ができる唯一の格安SIMです。
どうしてもID検索を使いたい!という人もLINEモバイルを選びましょう。
一方、LINEモバイルのデメリットは以下の通りです。
LINEモバイルは通信速度が遅いです。
格安SIMなので大手キャリアより遅いのは仕方がないのですが、LINEモバイルは他の格安SIMと比べても遅く感じます。
通信速度を重視する人は要注意です。
その他には大きなデメリットはありません。
LINEやSNSがメインの人なら通信速度もそこまで気にならないでしょう。
LINEモバイルのメリット!
LINEモバイルはメッセージアプリ「LINE」の格安SIMです。
対象のサービスがデータ通信量を消費しなくなる「データフリー」が特徴で、LINEやSNS(TwitterやInstagram)のヘビーユーザーに人気があります。
その他にも3キャリアすべての回線に対応している、LINEの各種サービスと相性がいいなどメリットが多いです。
今回はそんなLINEモバイルのメリット・デメリットを徹底解説します。
LINEモバイルのメリット・デメリットを知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
まずはLINEモバイルのメリットから見ていきましょう。
「データフリー」でLINEやSNSが使い放題になる
LINEモバイルは「データフリー」により、LINEやSNSが使い放題になります。
データフリーは対象サービスを利用した際に、データ通信量を消費しない機能です。
通常ならデータ通信を使えば使うほど、データ通信量が減っていきます。
データ通信量を使い切ると速度制限にかかるため、データ通信量を使いすぎないよう管理することが大事です。
LINEモバイルならデータフリー対象サービスをどれだけ使ってもデータ通信量を消費しません。
しかもデータ通信量がなくなって速度制限がかかっていても、対象サービスは高速通信をそのまま利用可能です。
LINEやSNSのヘビーユーザーは月額料金が安くなる
データフリーによって、LINEやSNSのヘビーユーザーは月額料金が大幅に安くなります。
例えばLINE、Twitter、Instagramで15GB、他のサービスで5GBのデータ通信量を使うと仮定しましょう。
他社の場合は最低でも20GB以上のプランを契約しないといけません。
一方、LINEモバイルならLINE、Twitter、Instagramはデータ通信量の消費が0です。
実際に利用するデータ通信量は5GBになるので、6GBプランで十分足りますね。
LINEモバイルの6GBプランはSNS音楽データフリーを付けても2,680円です。
主要な格安SIMの20GBプランと比べても、いかに安いか分かります。
格安SIM | 契約プラン | 月額料金 |
---|---|---|
LINEモバイル | 6GB+SNS音楽データフリー | 2,680円 |
BIGLOBEモバイル | 20GB | 5,200円 |
mineo | 20GBプラン(au回線) | 4,590円 |
OCNモバイルONE | 20GB | 4,400円 |
楽天モバイル | 20GB | 4,750円 |
データフリーで直接月額料金が安くなるわけではないものの、結果的には大きな節約につながるというわけですね。
3キャリアすべての回線に対応
LINEモバイルはドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアすべての回線に対応しています。
3キャリアすべてに対応していると、どのキャリアから乗り換える場合も端末をそのまま使いやすいのがメリットです。
大手キャリアのスマホには「SIMロック」という制限がかかっており、他社のSIMカードが使えません。
「SIMロック解除」の手続きをしてSIMロックを外すか、同じ回線の格安SIMを選ぶ必要があります。
LINEモバイルは大手3キャリアすべてに対応しているので、端末に合わせて回線を選ぶことが可能です。
例えばドコモのSIMロックがかかったスマホなら、ドコモ回線を選べばそのまま使えます。
ただし、同じ回線であっても端末によってはSIMロック解除が必要です。
とくにauのスマホはau回線で使う場合もSIMロック解除が必要なケースが多々あります。
SIMロック解除が必要かどうかはLINEモバイルの動作確認済み端末検索ページでチェック可能です。
現在のスマホをそのままLINEモバイルで使いたい場合は、必ず動作確認済み端末検索ページで確認してください。
格安SIMで唯一LINEのID検索ができる
LINEモバイルは格安SIMで唯一LINEのID検索が可能です。
LINEのID検索を利用するためには年齢確認をしないといけません。
通常、年齢確認ができるのは大手キャリアとソフトバンクのサブブランドであるY!mobileのみです。
格安SIMには年齢確認をする方法が提供されていないため、ID検索もできなくなっています。
対して、LINEモバイルには専用の年齢確認方法が用意されており、格安SIMにもかかわらず年齢確認が可能です。
LINEポイントで料金を支払える
LINEポイントはLINEの各種サービスを利用すると貯まるポイントです。
貯まったポイントは1ポイント=1円でLINEモバイルの料金支払いに充てられます。
普段からLINE PayやLINEショッピングを利用してLINEポイントを貯めている人なら、スマホ代を無料にすることも可能ですよ。
クレジットカードなしで契約できる
LINEモバイルはLINEのプリペイドカード「LINE Payカード」で契約可能です。
一般的な格安SIMはクレジットカードでしか契約できません。
一部の格安SIMは口座振替に対応していますが、手数料がかかったり申し込みが面倒だったりとデメリットも多いです。
友だちや家族にデータ通信量をプレゼントできる
LINEモバイルは他のユーザーにデータ通信量をプレゼントできる「データプレゼント」に対応しています。
余ったデータ通信量を友だちや家族と分け合うことが可能です。
LINEモバイルにはデータ通信量をシェアする「シェアプラン」は用意されていません。
しかし、家族でLINEモバイルを契約してデータプレゼントを活用すれば似たようなことはできますよ。
LINEアプリから友だちを選択するだけで簡単にプレゼントできるのもうれしいポイントですね。
フィルタリングアプリが無料で使える
LINEモバイルではフィルタリングアプリが無料です。
フィルタリングアプリは有害なサイトやアプリから子供を守ってくれます。
スマホの使いすぎを防いだり、GPSで居場所を確認したりすることも可能です。
子供にスマホを持たせるなら、フィルタリングアプリは必須と言えます。
そんなフィルタリングアプリですが、他社では月額200~300円ほどの有料オプションとして提供されていることほとんどです。
LINEモバイルなら無料で利用できるので、フィルタリングアプリを使うならそれだけで他社より200~300円安くなると言えます。
LINEアプリでサポートを受けられる
LINEモバイルはLINEアプリでサポートを受けられます。
LINEでLINEモバイル公式アカウントと友だちになり、メニューの「お問合せ」を押すとすぐに問い合わせが可能です。
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格安スマホのメリット・デメリットを検証!本当に大手から乗り換えても大丈夫なのか?
月額料金が安くなったは良いものの、格安スマホには自分が求めていたサービスが無く使い心地が悪くなってしまった…なんて思う方は少なくないのです。
そこで今回は、格安スマホについて20社以上を調べ上げ、格安スマホのメリット・デメリットから、格安スマホに向いている人・向いていない人をまとめました。また、主な格安スマホの料金・速度・おすすめポイント一覧も載せているので、格安スマホを広く吟味したいという方にも参考にしていただけます。
格安スマホはなぜ安い?
安い安いと言われる格安スマホですが、格安スマホはなぜ安いのでしょうか?その理由から見ていきましょう。
そもそも三大キャリアの料金はなぜ高いの?
docom(ドコモ)、au、softbank(ソフトバンク)といういわゆる「三大キャリア」は、自社で通信回線を持っています。 この通信回線を作るためには、莫大な初期投資に加えて、基地局の整備やメンテナンスなど、年間数千億円の維持費がかかります。また、キャリアはiPhoneや最新Androidスマホなど高価な端末の取り扱いが多いもの。さらに、料金プランについても完全無制限のかけ放題オプションをつけるなど、何もかも全てセットのフル装備プランが一般的です。
このような「通信設備にかかるコスト」と「フルセットのプラン料金」のために、キャリアの月額料金の相場は5,500円~6,500円程度(端末代を除く)が普通。端末代を含めると、月額1万円ほど支払っている方も珍しくありません。
格安スマホが安い理由
一方、格安スマホを扱う会社は、自社で通信回線を持たず、三大キャリアの通信回線をレンタルしています。そのため、莫大な初期投資や高額な維持費が必要ありません。このように、他社から通信設備を借り受け音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業者のことを、「MVNO」(仮想移動体通信事業者)と言います。
MVNOでは、スマホの契約申し込みはネットが主で、実店舗はキャリアよりも少ないです。その分、店舗の家賃や、お客様に対応するための人件費も最小限で済むのです。
また、料金プランやスマホ端末をユーザーに合わせた最適なものに設定できる点もポイント。たとえば、電話のかけ放題をつけるかつけないかを自由に選べる、低価格のスマホ端末の取り扱いが多いなど、幅広い選択肢があります。
このような背景があるため、格安スマホの月額料金の相場は端末代を除くと1,500円~2,500円ほどが一般的。三大キャリアと比べ、月額3,000~5,000円程度安くなるのです。
格安スマホのメリット
格安スマホ最大のメリットは、ここまで紹介してきた通り「月額料金が安くなること」ですが、他にもいくつかメリットがあります。詳しく見ていきましょう。自分に合ったムダのないプランにできる
格安スマホの安さの理由でも説明した通り、格安スマホは自分に必要なサービスだけを選べるので、ムダがありません。電話のかけ放題をつける・つけない、SMS機能(電話番号によるショートメッセージ)をつける・つけない、端末はどれにするかなど自分の自由に選ぶことができ、付加させるサービスが少ないほど、月額料金は安くなります。
また、ひと月あたりのデータ使用容量が500MBや1GBなどの低容量プランも多いので、あまりスマホを使わない人なら、さらに大幅にコストダウンすることも可能です。
契約の縛りが無し・短いものが多い
三大キャリアでは、以前は契約してから2年以内に解約すると9,500円の契約解除料が発生する、いわゆる「2年縛り」がありました。しかし、2019年10月に法律が改正され、高額な契約解除料は廃止。2年契約の途中で解約をしても、1,000円~2,000円ほどしかかからなくなりました。
大きなネックとなっていた2年縛りがなくなると、キャリアのままでも良いかな…と考え直す方もいるかもしれませんね。ところが、なんと格安スマホの場合、最低契約期間が無しのMVNOもあるのです。
参考までに、代表的な格安スマホ5社の契約縛り(最低利用期間)をまとめました。
格安スマホ5社の最低利用期間一覧(音声通話付きプラン)
一方、最低利用期間が設定されている格安スマホでは、期間中に解約すると最大8,000~10,000円程度の契約解除料が必要です。
また、基本的にスマホを乗り換えるために契約を解除する場合、携帯番号を引き継ぐために「MNP」(携帯電話番号ポータビリティ)を利用する方が多いでしょう。
MNPを利用することで、携帯会社を変えても、新しい会社で同じ電話番号をそのまま使うことが可能。MNPを利用する場合、通常手数料として2,000~3,000円程度が必要です。
そのため、最低契約期間の間に乗り換えをしようと思うと、MNPの手数料と合わせて1万円ほどの金額を負担しなければいけません。
最低利用期間が短いとは言え、格安スマホ会社によってはこのように高額な解約費用が発生するため、全く安心しきって良いというわけではありませんね。
格安スマホのデメリット
さて、ここまで格安スマホのメリットを説明してきましたが、デメリットがあることも忘れてはいけません。 ここからは、格安スマホのデメリットについて説明していきます。キャリアメールが使えない
三大キャリアから格安スマホに乗り換えると、「~@docomo.ne.jp」「~@ezweb.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」など、それまで使用していたキャリアのメールアドレスが使用できなくなります。格安スマホでも無料で専用のメールアドレスが発行される会社がありますが、発行されない格安スマホ会社も多いです。
専用のメールアドレスが発行されない場合には、Yahoo!メールやGmailなどのフリーメールを利用すれば問題はありませんが、中には迷惑メールの多さから三大キャリアメール以外の受信拒否設定をしている人もいるでしょう。
そのため、自分がフリーメールアドレスから送ったメールが他の人に拒否されないよう、事前に自分のメールアドレスを伝え、受信できるようにしてもらいましょう。
また、ネット銀行のようにセキュリティを重視するサイトでは、ワンタイムパスワード(※3)の送信先として、フリーメールではなくスマホ・携帯専用のキャリアメールを強くおすすめすると記載しています。 フリーメールでも利用することは可能ですが、セキュリティには一層の注意が必要です。
※3. ワンタイムパスワードとは、一定時間のみ有効で、一度しか使うことができないパスワードのこと。ネット銀行でよく利用されています。
自分で設定しなければならない
三大キャリアでスマホの契約をすると、すぐに電話やWEBの閲覧ができる状態にして、スマホを渡してくれます。しかし、格安スマホの場合、APN(アクセスポイントネーム)と呼ばれる接続情報の設定などを、自分で行う必要があります。この設定をしなければ、電話やネットは使えません。もちろん、説明書を読めばすぐに設定できるようになっていますが、日頃から説明書を読むのが苦手、デジタルものが不慣れという人には、ややハードルが高いかもしれません。
とは言っても、デジタルが苦手な私が実際にやってみて、5分ほどで問題なく完了しました。説明書の通りにタップや入力をしていくだけなので、あまり怖がらなくても大丈夫ですよ。
格安スマホ初心者は実店舗のある格安スマホがおすすめ
格安スマホは、ネットでの申し込みが基本ですが、最近では実店舗を構える格安スマホ会社も増えています。 そのため、設定に困ったときにも、相談に乗ってもらいやすいです。■直営店のある格安スマホ一覧
また、ヨドバシカメラやヤマダ電機、ビックカメラなど家電量販店にカウンターを設けているところもたくさんあります。直営店に比べると対応力は劣りますが、不具合が起こったときにも、すぐ相談でき安心です。
■家電量販店で取り扱いのある格安スマホ一覧
- Y!mobile
- UQ mobile
- 楽天モバイル
- mineo
- IIJmio
- U-mobile
- BIGLOBEモバイル
- b-mobile
- nuroモバイル
- ヤマダニューモバイル
- LINEモバイル
- NifMo
- OCN モバイル ONE
通話料金が高い
格安スマホの3つ目のデメリットは、通話料金の高さです。三大キャリアの場合、ほとんどの人が通話時間無制限のかけ放題プランなので、最近では昔ほど通話料を気にする人は少ないかもしれません。
しかし、格安スマホの場合、かけ放題はオプションとして付加させ、基本的には通話時間に応じて料金が発生することが多いので注意が必要です。
UQ mobileやY!mobileなど、基本料金の中に電話かけ放題が含まれている格安スマホもありますが、時間無制限の完全かけ放題ではなく、「5分かけ放題」や「10分かけ放題」など、1回の通話時間が決められているケースがほとんどです。
そのため、長電話が多い人の場合、格安スマホで月々の基本料金を抑えられたとしても、通話料を合算すると三大キャリアから乗り換えない方が安かったということもあり得ます。
キャリアのスマホから格安スマホへ乗り換えを検討する際には、まず自分の月々の通話時間を確認することをおすすめします。
LINEやSkypeの活用がおすすめ!
通話料金が高いというデメリットを聞いて、「私は長電話が多いから格安スマホは無理だな…」と諦めた方、ちょっと待って下さい!ここで言う通話時間とは、携帯電話の通常の電話機能を使用して電話をした時間を指します。つまり、LINEやSkypeなどのアプリを使っての音声通話は含まれていません。
最近では、チャットアプリでも音声通話ができるものが増えています。そのため、よく電話をする相手がLINEやSkypeなどのチャットアプリのアカウントを持っていて、それらで通話が代用できるなら格安スマホに乗り換えても大丈夫なんです。
ただし、LINEの登録にはSMS(ショートメッセージ)機能が必要です。音声通話付きプランの格安スマホはSMS利用が無料(※)で使えることが多いですが、ごくまれにSMSが有料の会社もありますので、申し込みのときに確認しておきましょう。
(※SMS送信料として、1通あたり3円~30円ほどが別途発生します。)
キャリア決済が使えない
格安スマホの4つ目のデメリットは、キャリア決済が使えないこと。キャリア決済とは、有料のゲームをダウンロードしたときやゲーム内の課金や、音楽をダウンロードしたときなどに、その料金を毎月のスマホ利用料と合わせて支払えるサービスのことです。
格安スマホでは、このキャリア決済が利用できません。キャリア決済が支えなくても構わないという方も多いかもしれませんが、AKB公式モバイルサイトなど、キャリア決済でしか料金を支払えないサービスもあります(※2019年9月現在)。
乗り換え前に、自分の利用しているサービスの支払い方法を一度確認してみると良いでしょう。
通信速度が遅い
格安スマホの最大のデメリットと言えるのが、通信速度の遅さ。「格安スマホにしたら、通信速度が遅くなった!」と感じる人も少なくありません。とは言え、格安スマホは常に通信速度が遅いわけではありません。前述の通り、格安スマホ会社(MVNO)は通信回線をレンタルしているので、アクセスが集中するランチタイム(12時台)や、17~22時台には、速度が遅くなる傾向があります。
通信速度はスマホの使い心地に大きく関わるため、軽視してはいけません。格安スマホと聞くと月額料金の安さだけに注目しがちですが、実は通信速度にも重きを置くべきというのは見落としがちなポイントです。
しかし、格安スマホの通信速度と言っても、電子機器に詳しい人でもなければどのような点に気をつければよいのかなかなかわからないですよね。
そこで、ここからは格安スマホの通信速度の解説と、主要な格安スマホ会社の通信速度比較をご紹介していきます。
最高速度より最低速度に注目!
各社の通信速度を比較するとき、ついつい目を向けてしまうのが「最高速度」。最高速度が速い方が良いスマホのように思いますよね。しかし、実はこれ、大きな間違い。というのも、最高速度というのは機能として出せる理論地上の数字なんです。 たとえば、格安スマホAが他社より通信速度が速くても、その速度が出るのは通信回線が混雑していない深夜帯だけ、なんていう場合もあります。
このような事情があるため、最高速度を気にしてもあまり意味はありません。注目すべきは、最低速度です! 混雑時の遅い速度でもある程度の速さを保っていれば、スマホを使っていて大きなストレスを感じることはないでしょう。
通信速度が安定しないことが格安スマホのデメリットではありますが、きちんと会社を選べば大きな問題はありません。
また、自宅でWi-Fiに切り替える人は、外出先で使用する時間帯のみスムーズに通信できればOKです。例えば、外出先で使用するのはお昼のみ、18時以降は自宅のWi-Fiに切り替えるという場合、夜の速度が遅い格安スマホでも問題なく使用できるでしょう。
参考:『SIMフリー完全ガイド』(晋遊舎)、『家電批評特別編集 Wi-Fi・格安SIM・タブレット最新デジタルのオススメがまるごとわかる本』(晋遊舎)、口コミ・評判のデータをもとに、独自の評価を加え、速度比較表を作成しました。
格安スマホに向いている人、向いていない人
さて、ここまで格安スマホのメリット・デメリットを説明してきました。格安スマホは必要最低限の機能に絞っているからこそ月額料金が安く済むメリットがありますが、その分キャリアのスマホで当たり前だったサービスがなく、デメリットに感じてしまうところがあるのも事実です。
ここまで紹介したメリット・デメリットを踏まえた上で、格安スマホに向いている人、向いていない人を考えてみましょう。
格安スマホに向いている人
とにかく安くスマホを持ちたい人
そのため、安さを優先したい人には格安スマホが非常におすすめです。
普段あまりスマホを使わない人
そのため、使わない余分なデータ容量に無駄なお金を払うこと無く、自分にピッタリの低容量プランに契約し、月額料金を更に節約することができるでしょう。
格安スマホに向いていない人
長電話が多い人
ただし、LINEやSkypeの音声通話機能で代用できる人は、格安スマホでも問題ないでしょう。
キャリア決済を利用している人
ただし、格安スマホの中でもY!mobileならソフトバンクのキャリア決済が利用できます。キャリア決済を利用したい方はY!mobileを選んでみることをおすすめします。
このように、一見、格安スマホに向いていない人でも、条件を絞ったり、利用状況を見直すことで、格安スマホに乗り換えても、不自由なく使用することができます。
格安スマホってどんなもの?どのくらいの料金なの?
スマホの料金が高くて悩んでいる方はいませんか?スマホの料金問題は「格安スマホ」にすれば簡単に解決します。ガラケーからスマホに変えたいけど料金が高くなるのは……と悩んでいる人にもおすすめ。格安スマホ初心者の方向けに、基礎から紹介していきましょう。
格安スマホってどんなもの?どのくらい安い?
mineo(マイネオ)を使って分かったメリット・デメリットと口コミ・評判など!
現在、日本で利用できる格安SIMは100種類以上あると言われていますが、その中でもとくに人気なのがmineo(マイネオ)です。
他社にはないユニークなサービスとユーザーに寄り添う運営、そして大手キャリアよりも安い月額料金が大きな魅力です。
本記事では、実際にmineoを利用して分かったメリット・デメリットを、口コミや評判とともに紹介します。
私が実際にmineoを利用して感じたメリットは以下の9つです。
大手キャリアよりも月額料金が大幅に安い mineo最大のメリットは
ドコモやauといった大手キャリアよりも月額料金が大幅に安くなることでしょう。
私は以前大手キャリアの1つであるドコモを利用していました。
毎月のデータ通信量3GB+電話のかけ放題なしのプランで、月額料金は5,000円ほどでした。
端末代を支払い終わっていたので一般的には安い部類ですが、ほとんど電話をせずデータ通信も2GBくらいしか使わないのに5,000円は高いな、といつも思っていました。
そこで、スマホ代が安くなると言われていた格安SIMを検討し、中でも評判の良かったmineoに乗り換えました。
mineoならデータ通信量3GB+かけ放題なしという全く同じ条件でも月額1,600円で済んでいます。
ドコモの時の3分の1以下です。
1年間に換算するとドコモの時は約60,000円、mineoなら19,200円と約4万円の差がでます。
口コミでも、mineoに乗り換えてスマホ代が安くなったという意見が多いです。
国内3キャリアすべての端末が使える
mineoはドコモ、au、ソフトバンクの国内3キャリアすべての回線に対応しています。
複数回線に対応している格安SIMはいくつかありますが、3キャリアすべてに対応しているのは珍しいです。
国内3キャリアすべての回線に対応していると、どのキャリアから乗り換える場合も現在使っている端末をそのまま利用できるというメリットがあります。
大手キャリアのスマホには「SIMロック」という制限がかかっており、他のキャリアのSIMカードが使えないよう制限されています。
例えばドコモのスマホにはドコモのSIMロックがかかっており、auやソフトバンク、およびその回線を利用する格安SIMのSIMカードを挿しても使えません。
大手キャリアのスマホをそのまま格安SIMで使いたい場合は、対応している回線の格安SIMを選ばないといけないわけですね。
3キャリアに対応しているmineoなら、
といったように自分の端末に合わせて回線を選べるので、どのキャリアを契約している人でも端末そのままで乗り換えることが可能です。
ちなみに私はドコモで使っていたiPhoneをそのまま使いたかったのでドコモ回線のプランを契約しています。
端末をそのまま使うことで、端末代を抑えられるのもメリットですね。