LINEモバイルのデメリット!

続いてはLINEモバイルのデメリットをチェックしていきます。

 
  • 通信速度が遅い
  • 解約時に1,000円の手数料がかかる
  • SIMタイプ変更ができない
  • 速度切り替えができない
  • キャリアメールが使えない
  • 大容量プランがない
  • 直営店舗がない

通信速度が遅い

LINEモバイルは大手キャリアと比べると通信速度が遅いです。

平日お昼や夕方など回線が混雑する時間は速度が著しく遅くなります。

動画視聴やゲームなど、ある程度の速度が必要な用途の利用は難しいでしょう。

朝や夜間など、そこまで混雑しない時間帯も他の格安SIMと比べると速度が遅めです。

通信速度を重視する人だと、LINEモバイルはストレスを感じるかもしれません。

LINEモバイルの通信速度の詳細は以下の記事も参考にしてください。

解約時に1,000円の手数料がかかる

LINEモバイルは解約時に1,000円の手数料がかかります。

音声通話SIMはもちろん、データSIM(SMS付き)でも同様です。

一般的な格安SIMはデータSIMだと解約時は一切手数料や違約金がかかりません。

音声通話SIMでも半年~1年の最低利用期間を過ぎると違約金は不要です。

LINEモバイルは音声通話SIMにも最低利用期間がありませんが、SIMタイプや契約期間に関係なく解約手数料がかかります。

短期解約で高額な違約金がかかる心配はありませんが、長く使っても手数料がかかるのは少し残念ですね。

SIMタイプ変更ができない

LIENモバイルは契約後にSIMタイプ変更ができません。

音声通話SIMからデータSIM(SMS付き)への変更、およびその逆ができないというわけですね。

どうしてもタイプ変更をしたい場合は一度LINEモバイルを契約し、再契約しないといけません。

さきほど説明した通り解約時には1,000円の解約手数料がかかります。

さらに再契約時には契約事務手数料3,000円とSIMカード発行手数料400円も必要です。

ただし、LINEモバイルは現在の契約にSIMカードを追加する「追加申込」を利用すると契約事務手数料が割引されます。

契約するSIMタイプ 通常の契約事務手数料 追加申込時の契約事務手数料
音声通話SIM 3,000円 0円
データSIM(SMS付き) 3,000円 500円

追加申込で新しいSIMカードを契約した後に古いSIMカードを解約すれば、ほとんど費用をかけずにSIMカードタイプを変更可能です。

音声通話SIMへの変更なら解約手数料1,000円+SIMカード発行料400円=1,400円で済みます。

他の格安SIMでSIMタイプを変更する場合のSIMカード再発行手数料は2,000~3,000円ほどです。

やや手間はかかりますが、むしろLINEモバイルのほうが他の格安SIMよりお得かもしれませんね。

速度切り替えができない

LINEモバイルは速度切り替えができません。

速度切り替えは高速通信と低速通信を切り替えられる機能です。

低速通信中はデータ通信量を消費しないため、速度切り替えをうまく活用することで賢くデータ通信量を節約できます。

LINEモバイルは速度切り替えができないため、低速通信を活用したい人にとっては少し使いづらいですね。

とは言え、低速通信で使うことが多いLINEやSNSLINEモバイルだと使い放題になります。

そう考えると、LINEモバイルにとっては速度切り替えができないのはあまり大きなデメリットではないでしょう。

キャリアメールが使えない

LINEモバイルではキャリアメールが使えません。

キャリアメールは大手キャリアが提供していたメールサービスです。

例えばドコモユーザーは「@docomo.ne.jp」というメールアドレスを無料で使えました。

キャリアメールは大手キャリアの回線に紐づいているサービスです。

そのため、LINEモバイルに乗り換えると使えなくなります。

LINEモバイルでメールを使う場合は「Gmail」や「Yahoo!メール」といったフリーメールを活用してください。

大容量プランがない

LINEモバイルの料金プランは最大で12GBです。

20GBや30GBといった大容量プランはありません。

データフリーがあるのでLINEやSNSが中心の人なら大容量プランは不要です。

一方で、以下のような人はLINEモバイルの12GBでは容量が足りないかもしれません。

  • 動画を長時間視聴する人
  • 頻繁にアプリのダウンロードやアップデートをする人
  • 自宅にWi-Fi環境がない人
  • 直営店舗がない

    LINEモバイルには直営店舗がありません。

    大手キャリアは直営店舗(ドコモのドコモショップなど)があり、対面による手厚いサポートを受けることが可能です。

    LINEモバイルは家電量販店や携帯ショップなどの提携ショップでは取り扱いがあります。

    ただし、提携ショップで出来るのは契約(MNP含む)のみです。

    契約情報の変更や端末が故障した際の修理受付といったアフターサポートは受けられません。

    また、LINEモバイル取扱店の中にはエントリーパッケージの販売だけを行い、契約はできない店舗も多いです。

  • LINEモバイルのメリット・デメリットまとめ

    以上、LINEモバイルのメリットとデメリットをまとめました。

    最後にもう一度、LINEモバイルのメリットとデメリットをおさらいしておきましょう。

    LINEモバイルのメリットは以下の通りです。

     
    • 「データフリー」でLINEやSNSが使い放題になる
    • LINEやSNSのヘビーユーザーは月額料金が安くなる
    • 3キャリアすべての回線に対応
    • 格安SIMで唯一LINEのID検索ができる
    • LINEポイントで料金を支払える
    • クレジットカードなしで契約できる
    • 友だちや家族にデータ通信量をプレゼントできる
    • フィルタリングアプリが無料で使える
    • LINEアプリでサポートを受けられる

    最大のメリットはデータフリーでしょう。

    LINEやSNSのヘビーユーザーなら、LINEモバイルにするだけで月額料金が大幅に安くなりますよ。

    消費するデータ通信量の大部分がデータフリー対象の人は、まずLINEモバイルを検討してくださいね。

    また、LINEモバイルはID検索ができる唯一の格安SIMです。

    どうしてもID検索を使いたい!という人もLINEモバイルを選びましょう。

    一方、LINEモバイルのデメリットは以下の通りです。

     
    • 通信速度が遅い
    • 解約時に1,000円の手数料がかかる
    • SIMタイプ変更ができない
    • 速度切り替えができない
    • キャリアメールが使えない
    • 大容量プランがない
    • 直営店舗がない

    LINEモバイルは通信速度が遅いです。

    格安SIMなので大手キャリアより遅いのは仕方がないのですが、LINEモバイルは他の格安SIMと比べても遅く感じます。

    通信速度を重視する人は要注意です。

    その他には大きなデメリットはありません。

    LINEやSNSがメインの人なら通信速度もそこまで気にならないでしょう。